【書評】あなたの深みを出す本『13歳からのアート思考』

こんにちはアマチュア読書家のSHIBAIKOです!

今回は最近なにかと話題になっている、

『13歳からのアート思考』についての書評です!

これから本を読もうかなぁと思う人は、

どんな本なのかなぁ…?

もうすでに本を読み終えた人は、

SHIBAIKOはそんな風に
受けとったのかぁ…

といった感じで読み進めてください!

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『アートの本』ではなく『あなたの深みを出す本』

「美術、アートになんか興味がない」というこそ読んで欲しい一冊です。

私自身、恥ずかしながら
絵画を見に行ったこともないし、
アートになんか全く興味がありませんでした…

しかし、そんな私でも

「この本に出会えて本当に良かった」と思えたくらいヤバイ本でした。

率直に本を読み終えて思ったことが、

  • 目の前に見える作品だけがアートではない
  • アートは自分の中にも存在している
  • 自分の中のアートを育てることが人生の価値なんだ

ということでした。

アートなんか知らなかった私がハッキリ、偉そうに言っちゃいます。

アートは『あなたを深める』きっかけになります。

この本を読むことで「なぜアートがあなたを深めるのか」が分かります。

この本を読むときの注意点

この本を読むときの注意点があります!

この本の書評・感想で多い意見が、

『誰の意見も聞かずに読めば良かった…』

『まっさらなアタマで読めば良かった…』

というものです。

私は運よく、書評・感想も見ずに本を読みました。

なぜならこの本は『読む人によって解釈が違ったものになる』からです。

実際にレビューを見ると、
それぞれまったく違った感想を持っていたり、
解釈をしていたりして、
本だけでなくレビューで楽しむことができました。

本を読むことが苦手な人でも、

非常に読みやすい作品になっているので、

この書評を読む前に一度、本を読んでみてはいかがでしょうか?

【書評】この本が私に教えてくれたこと

この本が私に教えてくれたことを書評形式でまとめてみました。

この本では全部で6つのCLASSを受けることになります!

それぞれで1つか2つくらいの作品を紹介しながら進んでいきます。

では実際に私がこの本から学んだことを紹介します。

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ヘタクソな絵が教えてくれたこと

素晴らしいアートと言われたときにどんなものを想像しますか?

色彩鮮やかな作品
忠実な自画像
抽象的な作品
美しい彫刻

私自身この本を読むまでは、

忠実に再現されたもの=素晴らしいアート

だと思っていました。

しかしその価値観は一気に壊されることになりました。

CLASS1で取り上げられた

アンリ・マティスの『緑のすじのあるマティス夫人の肖像』です。

下手くね?
え?これなら誰でも書けるだろ?

これがなんで「20世紀アートを切り開いた絵」と言われるのか…

ますますアートがわからなくなりました…
「芸術を語る人とは仲良くなれないな」とさえ…

しかし、

この絵が作られた時代背景を知って考え方が一変しました。

!(まさにカミナリが体を突き抜けるような衝撃でした。)!

なぜこの絵が作られたのか?もちろん本当のことは誰にも分かりません…

しかし私はマティスの絵から、

自分にしかできない役割を見つけて、それを果たすこと。

の大切さを学びました。

こんなヘタクソな絵から
まさかそんなことを学ぶとは思いもしませんでした…

そして同時に思ったことが、

「この本ヤバイ」ということです。

作品にの時代背景を教えてくれるものの、
アートの見方を強要してこないんです。
気づきのきっかけだけを与えてくれる良本です。

それがこの本のスゴさです…

御託を並べマウントをとって、
語ってくる芸術評論家とは訳が違う。

CLASS1が終わる頃には、

どんどん読み進めたくなる一冊になってしまいました。

イミフなピカソの絵が教えてくれたこと

さぁ!私のようなタイプがもっとも理解し難い絵が、

ピカソのような絵です。

本ではピカソの『5人の娼婦』をテーマにしています。


13歳からのアート思考 より引用

あんな「意味不明な絵を理解する」となったら
一度人間をやめないとわからないですよね?

しかしここでも本は、

私に気づきのきっかけだけを「そっ」と置いていってくれました。

そしてここで教わったことは、

私の見えている景色は全てを写せていない

ということです。

広い視野を持て!
多面的に捉えろ!

ビジネスではよく聞く言葉ですよね?

それなりにできているだろーって思ってたけどな…

ピカソの絵ピラミッドの壁画

これらの絵が作られた背景意味を学ぶと、

「狭い世界で一方からしか見ていない」ということを痛感させられました。

もうここまでくると、
この本が神のようにさえ思えてきました。

『で、あなたはどう思う?』の大切さ

『よくわからない絵』を目の前にしたとき、

あなたは何分その絵を眺めることができますか?

CLASS3では、

自分の意見を持つ大切さ

を学びました。

わからない絵を目の前にすると、

すぐに解説を読んでしまいませんか?

この本を読む前の私なら、
解説だけ読んで、

20秒で絵の前から去っていたでしょう。

「この絵は何を書いているのかよくわからんなぁ」とか、

「なんだか殺風景な絵だなぁ…」と感じた時は、

あなたもアーティストになれるチャンスです。

世の中には「鑑賞者とともに作り上げる」作品もあるんです。

もちろんこの本を読むまでは、
そんな概念を持っていませんでした。

  • 絵を見てどう感じるか?
  • 何が見えるのか?
  • その絵に何を足したくなるのか?
アーティストが意図的に問いかけている作品もあるんです!
つまりあなたの意見がなければ
作品は成立しないということです。

ビジネスでも人間関係でも同じではないでしょうか?

カンペキな答えよりも
相手に考える余裕を持たせた方が
上手く行くことが多いですよね!

アートにも『ゆとりを持たせた作品』があるということを初めて知った瞬間でした。

汚い便器が教えてくれたこと

さぁ、とうとう変態の領域、CLASS5の登場です。

インパクトMAX、
面白さMAXのCLASSは
このCLASS5で間違いありません

このCLASSで取り扱われている作品は、

「アート界に最も影響を与えた20世紀のアート作品第一位」です。

実際の写真がこちらです。


13歳からのアート思考 より引用

そうですよね?狂ってますよね?

もはやアートの世界って理解不能というかなんというか…

しかしこの便器の解説を読んで、
私はとんでもなく感銘を受けてしまいました。

もしデュシャンが常識にとらわれ他人の視線を気にするような人なら、

『泉』は絶対に世に現れていません。

きっと彼なりの世の中に対する思いを、
『もっとも少ない労力』で出したのが
この便器なんだなぁと感じました。

このことから私は大きく2点学びました。

人の目なんか気にせずやってみることの大切さ

人の思いは外面だけでは読み取れない

ということです。

便器を出展するなんて
普通ならアーティストとしての

評価に影響しますよね…

そして、もう一つの

人の思いは外面だけでは読み取れないというのは、

ただの便器を飾っていることに気づき、

作品の思いに気づいた人がいるということを知ったからです。

私のような人が審査員なら、
この作品はこんな評価は受けていないということです。
見る側にもアートの真意を見つけ出す責任がある
ってことを学びました…

もしかすると、

私はこれまで、「気がつかなきゃいけなかったこと」に気づかずに過ごしていたかもしれません、

この便器にはそんなことを気づかされたと思います。

【まとめ】どんな人もアーティストであれ

どんな人でも子どもの頃はアーティストです。

自分が思うように絵を書いたり、工作をしたりしたはずです。

しかし多くの人がアーティストの道をやめて「花職人」への道を歩んでしまいます。

ここでいう「花職人」とは、「世の中の求める答えを出そうとする人」のことです。

大人になるにつれ、
人はアーティストではなく、
花職人への道を歩みます…
  • 上司の顔色ばかりをうかがって意見を出す人
  • 常識を疑うことなくなぁなぁで人生を過ごす人
  • どう見られるか?にとらわれ行動する人

これでは人生を豊かにすることも、良い仕事もできるはずはありません。

アートは花職人への道から自分を救ってれるものなんです!

自分の内側にある興味をもとに自分のものの見方で世界をとらえ、自分なりの探究を続ける

(中略)

ビジネスだろうと学問だろうと人生だろうと、

こうして『自分のものの見方』を持てる人こそが、

結果を出したり、幸せを手にしたりしているのではないでしょうか?


13歳からのアート思考 本文より引用

多くの成功者がアートに心を惹かれる理由が分かったような気がします。

ぜひ、あなたなりのアートとの向き合い方をこの本を通じて見つけてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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【書評】13歳からのアート思考
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