【解説】人生の悩みはこの一冊『嫌われる勇気』

こんにちはアマチュア読書家のSHIBAIKOです!

今回は累計140万部以上の大ベストセラー、

【嫌われる勇気】の解説をしたいと思います!

タイトルは知ってるんだけど
あぁ…聞いたことあるなその本!
舞台化されたり、
ドラマ化もされたやつだよね?
まだ本は読んだことないけど…

という人も多いのではないのでしょうか?

ぜひ最後まで読んでみてください
まだ読んだことない人のために【嫌われる勇気】が一体どんな本なのか解説します!

この本は、

  • 『人間関係で悩みがある』
  • 『仕事で思ったような成果を出ない』
  • 『人生の目標がない』

といった人の悩みを【アドラー心理学】を用いて解決に導く本です。

人間関係だけじゃないの?
いやいや、テーマ広すぎない??
刺激の強い心理学かも
実はアドラー心理学って、
”人間関係”のためだけの心理学じゃなくて、
人生をトータルで幸せに過ごすための哲学なんだ!

嫌われる勇気の著者は二人います。

岸見一郎さんは【アドラー心理学】を日本で有名にした心理学者です。

新しい心理学だと思ってました…
日本で【アドラー心理学】が有名になる前から
【アドラー心理学】に関する、
多くの著書を出されています。

古賀史健さんは「人に伝わりやすい文章」を書くライターとして有名な方です。

この本にはとても感謝しています
古賀さんの書く文章には、
いつも心が動かされます。

そんな二人が強力なタッグを組んで、

人生の悩みに答えていくのが、

【嫌われる勇気】です。

この本は、

人生に悩む青年と哲人による対談形式で進んでいきます。

かつて1000年の都と謳われた古都のはずれに、

【書評】嫌われる勇気哲人
世界はどこまでもシンプルであり、
人は今日からでも幸せになれる。

と説く哲学者が住んでいた。

青年
誰でも幸せになれるなんてあり得ない!
真意を問いただして、
論破してやる!

悩み多き彼の目には

世界は矛盾に満ちた混沌としか映らず、

ましてや幸福などありえなかった。


嫌われる勇気 本文より引用

『人は誰でも今から幸せになれる』

というアドラー心理学とはそもそもなんでしょうか?

アドラー心理学とは、

オーストラリア出身の精神科医アルフレッド・アドラー氏が、

20世紀初頭に創設した心理学です。

心理学で有名なフロイト・ユングと並び
三代巨頭としてあげられるのがアドラーです。

 

世界的ベストセラーの
『人を動かす』や『道は開ける』で知られる

デール・カーネギーアドラーのことを
「一生を費やして人間とその潜在能力を研究した偉大な心理学者」だと紹介していますし、

7つの習慣でもアドラーの思想に近い内容が語られてます。


嫌われる勇気 本文より引用

すごい影響力
こんなに有名な本の
執筆者に影響を与えてたんですね…

では【嫌われる勇気】では、

人が幸せになるにはどうしたらいいと言っているのでしょうか?

わたしはこのように解釈しています。
  • ”世界を直視する勇気”を持つ
  • 自分に”正直”ならば、不幸など絶対にあり得ない
  • 幸せとは『過去にとらわれず、未来に怯えず、イマを真剣に生きる』こと

の3点です。

このページでは以上について解説したいと思います。

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世界を直視する勇気を持つ

アドラー心理学は”勇気の心理学”と言われます。

その理由は一体なんでしょうか?

大人になれば複雑な人間関係に絡まれ、

多くの責任を押しつけられる。

仕事、家庭、あるいは社会的な役割、
すべてがそうです。

(中略)

格差といった社会の諸問題も見えてくるし、無視できなくなります。

「お前はその程度」の人間だと
大人になるにつれ、
世界はその本性を現していきます。
幸福なロマンティシズムの季節は終わり、残酷なリアリズムがやってくるわけです。


嫌われる勇気 本文より引用

しかし哲人はこのように返します。
【書評】嫌われる勇気哲人
問題は世界がどうあるかではなく、
あなたがどうであるか、なのです

もしかするとあなたは、
サングラス越しに世界を見ているのかもしれない。

そこからの世界が暗くなるのは当然です。

だったら暗い世界を嘆くのではなく、
ただサングラスを外してしまえばいい。


嫌われる勇気 本文より引用

大切なのは、

強烈なまぶしさを直視できる勇気があるかどうか。です。

世界を直視するとは、
具体的にはどういうことなのでしょうか?
本に登場した人たちで見てみましょう!

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過去に対人関係などでイヤな思いをして引きこもりになり、外に出られなくなってしまった。
赤面症(人前で顔が赤くなる対人恐怖症の一種)で意中の人に思いを伝えられない。

これまでの心理学で考えられていた”原因論”では、

外に出られなくなったのは、
過去の人間関係の失敗が原因です。

しかしそれはあなたが悪いのではありません。
世の中にはいろいろな人がいるのです…
なるほど…
これまで赤面症が原因で、人に想いを伝えられなったのですね…

まずは赤面症を治してそれからアタックしてみましょう!

というように、

過去のトラウマ(原因) ➡︎ 現在につながっている

と考えられていました。

しかしアドラー心理学では違います。

【書評】嫌われる勇気
あなたは『外に出ない』という目的のために、
過去のトラウマを使っています。

あなたは『想いを伝えたくない』という目的のために、
赤面症という病気を使っているのです。
ものすごく厳しい言葉ですね…

アドラー心理学では、

”原因論”とまったく逆の”目的論”で考えます。

ある目的 ➡︎ 過去のトラウマを引き出したり、原因を作り出す
『目的を知ること』= 現実を直視する勇気です。

本当の目的は人によって異なります。

例えば、

『人と接する』ことで、
ツラい目にあいたくない…
プライドを傷つけられてたくない…
傷つきたくない…
『想いを伝える』ことで、
彼にフラれて今の関係を壊したくない…
バカにされたくない…
傷つきたくない…

そして本ではこう続きます。

「いまの自分」を受け入れてもらい、
たとえ結果がどうであったとしても

前に踏み出す勇気を持ってもらうことです。


嫌われる勇気 本文より引用

そしてその結果を含め直視することが、

幸せの一歩になると考えます。

でも、もし結果がダメだったら
また殻にこもってしまうんじゃないの?
たしかに失敗するかもしれない。
でもここからが幸せの一歩になるんです。
結果を受け入れ
世界を直視する勇気を持つ

努力と成長を通じて補償しようとする

(勉学に励む・練習を積む・仕事に精を出す)

結果を恐れて
世界を直視しようとしない

劣等コンプレックスに陥る(私は学歴が低いから、成功できない…)

優越コンプレックスに陥る(本当は100点なのに今回はたまたま…)

一目瞭然です
どちらが幸せな生き方なのでしょうか?

いまならオーディオブック無料体験で好きな本一冊が無料で読めます。

【嫌われる勇気】も入っているので
試したい人はリンクから
すぐに読むことができます。

自分に正直であれば不幸はあり得ない

自分に正直に生きるとはどのようなことでしょうか?

自らの生について、あなたにできるのは

【書評】嫌われる勇気哲人
自分の信じる最善の道を選ぶこと

それだけです。


嫌われる勇気 本文より引用

『自分のやりたい事』には、
正直に向き合うべきだ。ということですね!

しかし青年はこのように反論します。

青年
身勝手な意見だ!
自分のことだけを考えて独善的に生きろと?

われわれ人間は、
常に他者からの承認を必要としながら生きている。

青年
相手が憎らしい「敵」ではないからこそ、
その人からの承認が欲しいのです!


嫌われる勇気 本文より引用

たしかにもっともな意見かもしれません…
しかしここにもう一つの、
”自分に正直である”意味があります。

アドラー心理学では、

他者からの承認を求めることを否定します。

【書評】嫌われる勇気哲人
他者から承認される必要などありません。
むしろ承認を求めてはいけない。

ここは強くいっておかなければなりません。
青年
いやいや、なにをおっしゃいます!

承認欲求こそ、
われわれ人間を突き動かす
普遍的な欲求ではありませんか?

嫌われる勇気 本文より引用

他人の期待を満たすために生きているのは、

『他人の人生を生きている』状態です。

そして他人の人生を生きることで
『人生の嘘』へと発展します。

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話がまったく通じない上司がいて、

事あるごとに怒鳴りつけてくる。

どんなに頑張っても認めてくれず、話さえ聞いてくれないと

【書評】嫌われる勇気哲人
しかし、その上司から認めてもらうことは、

あなたが最優先で考えるべき「仕事」なのでしょうか?
青年
理屈としてはそうでしょう。
しかし相手は自分の上司ですよ?

直属の上司から疎まれていては、
仕事になりません。

それもまた、アドラーのいう「人生の嘘」なのです。

  • 上司に疎まれているから仕事ができない
  • 仕事が上手くいかないのは上司のせいだ
  • この上司さえいなければもっと仕事ができるのだ

というのは「うまくいかない仕事」への口実として、上司の存在を持ち出している。

あなたは「嫌な上司」の存在を必要としているのです。


嫌われる勇気 本文より引用
言い訳できない…
…。
だからアドラー心理学は、
勇気の心理学って言われるんだね…

いまならオーディオブック無料体験で嫌われる勇気が無料で読めます。

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つまり自分に正直に生きるというのは、

自らの生について、あなたにできるのは

【書評】嫌われる勇気哲人
自分の信じる最善の道を選ぶこと

それだけです。

一方で、その選択について、他者がどのような評価を下すのか、

【書評】嫌われる勇気哲人
これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。


嫌われる勇気 本文より引用

ということになります。

必要なのは勇気です!
いやぁ頭では分かっていても…
ここがアドラー心理学の
難しいところなのかもしれませんね…

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幸せとは『過去にとらわれず、未来に怯えず、イマを真剣に生きる』こと

嫌われる勇気の中には、題とは無縁そうな

【「いま、ここ」を真剣に生きる】という章があります。

この本でもっとも好きなのが、
この章でした…

このセリフどっかで聞いたことあるなぁ…

って思ったら、

この方の言っていることなんですね…

この章本当に響きました…
嫌われる勇気の中では、
もう少しかみ砕いた説明をしてくれます。

アドラー心理学とは簡単に言えば、『自分が!イマ!どうするか?』という心理学です。

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幸せになるための最後の条件が、

イマを真剣に生きることです。

これ結構大切です
未来にそなえて〇〇をする…
過去にとらわれ〇〇できない…
こうしたことを排除するということです。

人生を登山のように考えている人は、

自らの生を「線」としてとらえています。

【書評】嫌われる勇気哲人
人生を線としてとらえるのではなく、
人生は点の連続だと考えてください。

われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない。

それを知らない大人たちは、

若者に「線」の人生を押しつけようとします。

いい大学、大きな企業、安定した家庭、

そんなレールに乗ることが幸福な人生なのだと。


嫌われる勇気 本文より引用

まったくその通りです…
実に深いと思いませんか…

しかし青年はこのように反応します…

青年
ええい!くだらない!
では、人生設計あるいはキャリア設計なども必要ないと?

【書評】嫌われる勇気哲人
もしも人生が線であるのなら、
人生設計も可能でしょう。

しかし、われわれの人生は点の連続でしかない。

計画的な人生など不可能なのです。


嫌われる勇気 本文より引用

ふむふむ…そう考えると、

たしかに”目標に向かって努力すること”

を否定していますね…

プロ野球選手を目指して毎日努力する
イマを真剣に生きる
バイオリニストを目指して猛練習するイマを真剣に生きる
青年
こうしたことを達成できたのは、
山頂(目標)に向かって
歩いていたからできたんじゃないのか?
【書評】嫌われる勇気哲人
はたしてそうでしょうか?
その方々は人生のどの瞬間も
「いま、ここ」に生きていたのでは
ないでしょうか?

たとえばバイオリニストになることを夢見た人は、

いつも目の前の楽曲だけを見て、

この一曲、この一小節、この一音だけに

集中していたのではないでしょうか。

 


嫌われる勇気 本文より引用

本当にその通りでしかありません…

プロ野球選手になった人も、

「この球を打てるようになりたい!」

「1キロでも速い球を投げたい!」

とイマを真剣に取り組んだ結果だということです。

大人になると、
こういう”イマを真剣になる”ことを忘れて、
「やれ、目標だ・ビジョンだ」
「結果がすべてだ…」
みたいなことになってたな…

【嫌われる勇気】から

幸せとはイマを真剣に生きることなんだと、再認識させられました…

まとめ

人が幸せになるには、

  • ”世界を直視する勇気”を持つこと
  • 自分に”正直”に生きること
  • 『過去にとらわれず、未来に怯えず、イマを真剣に生きる』こと

というのがこの本から学べることでした。

そのほかにもこの本から
学べることはたくさんあります。
ほかに学べること
  • 「あんな人になれたらいいな…」は必要なし
  • 人生は他人との競争ではない
  • 子どもは叱るでもほめるでもない
  • 正しい感謝の伝え方
  • 信用と信頼のちがいってなに?
  • 本当の自由を手にいれる方法

気になる人はぜひ本書を手にとってみてください!

読む人によってとらえ方が違う本だと思います!
ぜひあなたなりの見方で、
嫌われる勇気を楽しんでください!

この本では終始、対話形式で行われているので、

耳で聴く読書に最適な本です。

しかもいまならオーディオブック無料体験で
嫌われる勇気が無料で読めます。

読んでみたい人は
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最後まで読んでいただきありがとうございました。

【書評】嫌われる勇気
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