こんにちは!アマチュア読書家のSHIBAIKOです!
今回の記事では、年間100冊以上の本を読みあさるSHIBAIKOが、
OODAおすすめの本を紹介します!

カンタンな説明もしています!
ビジネスシーンでよく使われているのは、PDCAというメソッドでした!


よく比較をされます。
しかし優劣はありません。
どちらのメソッドも、
場面に合わせて使用することで、目的を達成させる強い武器になります!
PDCAを学べるおすすめの本16選
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OODAってどんなもの?
OODAとは、正確にはOODAループと言われており、
アメリカの軍事戦略家である、
ジョン・R・ボイド氏によって提唱された戦闘哲学です。

OODAループはそれぞれ、
- 観察(observe)
- 情勢判断(orient)
- 意思決定(decide)
- 行動(act)
の頭文字をとってつけられた名称です。
この4つの要素をそれぞれ回す(ループさせる)ことで、
目指すべき成果をあげます。
PDCAとの違いは?
よく比較されるのがPDCAです。

先の見通しやすいモノに取り組むのに効果的
「営業成績で全国表彰されたい!」
表彰には、年間100件の成約が必要
(見通しが立つ目標)
- 月10件成約できる計画を立てる(週に3件ペース・毎日5人以上に営業するなど…)
- そのために毎日5人に声かけを行う
- うまくいったこと、いかなかったことのフィードバック
- フィードバックを生かし行動
先の見通しにくいモノに取り組むのに効果的
「このお客様から成約を獲りたい!」
現場でお客様に営業
(”どんな人”で”なにを言われるか?”不確定で見通しが立たない)
- どんな人かを観察(会話や仕草)
- どのような人かを判断・理解する
- どうアプローチをするのか決める
- 実際にアプローチをする

このように、
- 見通しが立ちやすいモノ→PDCA
- 見通しが立たないモノ→OODA
と使い分けると効果的です!
ラグビー日本代表もOODAループを取り入れていた
不確定要素の多いスポーツでもOODAループはとても効果的です。
ラグビー日本代表の躍進の裏にはOODAループがありました。
選手が自主的に判断し臨機応変に対応する練習をしていました。
選手が相手のクセを観察して、
選手が判断して、
相手の弱点をつき主導権を握る。
現場に一定の裁量権を与え、臨機応変に対応させるのがOODAループです。

OODAループを取り入れることで、
現場が瞬時に最善を選べるように育っていきます。
では実際におすすめの本を紹介します!
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OODAループ初心者が絶対に読むべき一冊/OODAループ思考
OODAループ思考[入門]ー日本人のための世界最速思考マニュアル
元々”日本人の思考”は変化に即応できない思考なんです…
それを克服するための一冊です。
OODAループの概念を知りたいなら、絶対に外せない一冊です。
日本人は、ものごとをじっくり、ロジカルに考える習慣が身についています。

OODAループを身につけることで、
即断する習慣を会得することができます!
元々日本人の持っている、
”ロジカルな思考”+”即断”こそがOODAループの真骨頂です。
- 会議で発言したいことを先に言われる
- お客さんに交渉のペースを握られる
- 決断を先延ばししてしまう
こうした悩みはOODAループを取り入れることで、間違いなく解決します!
文章も分かりやすく、図解が多いのでOODAループ理論に関してはこの一冊で、かなり学べます!

OODAループはまさに変化の早い時代に合った、新しい思考法なのです。”
OODAループの原著ともいうべき一冊/OODA LOOP
OODA LOOP(ウーダループ)ー次世代の最強組織に進化する意思決定スキル
OODAループが世に広まるきっかけとなった一冊です。
OODAループについて、その成り立ちから詳しく知りたい人におすすめの一冊です。
思考法だけを知りたい人には、とても難しい本なので注意が必要です。
OODAループは本来”戦闘哲学”であり、本書は軍事的な説明や歴史的な背景がほとんどです。
- OODAループを深く学びたい!
- 人の解釈を入れずに理解したい!
という人におすすめの一冊です。

OODAループ理論をかみ砕いて知りたい/ドイツ電撃戦に学ぶOODAループ「超」入門
ドイツ電撃戦に学ぶ OODAループ「超」入門 (Panda Publishing)
”メソッド”+”OODAループの歴史”を学べるハイブリットな一冊です。
上の2冊(OODA思考・OODA LOOP)のハイブリット版といった感じの本です。
(あくまで個人的な感想です…)
OODAの理論と軍事的な背景を学びたい人におすすめの一冊です。

読みやすく書かれているので、本が苦手な人でもあっさり読みきれます!

人が何らかの行動をとるときは、OODAループを無意識に必ず回してから行動に入るというのがボイド(OODAループ発案者)の主張です”
この無意識を有意識に変えるだけで、
あなたの決断力は早くなり、
圧倒的な成長速度に変わります!

Amazonの月額読み放題サービス
”KindleUnlimited”のラインナップです!

他にもたくさんの本が読み放題です!
リスク管理に応用したい人におすすめ/OODA 危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント
事故・ミスが許されない業界での危機管理とは…
不確定要素の多い業界(交通や医療)などの危機管理メソッドを学ぶことができる一冊です。
著者の小林さんは元・日本航空機機長(引退の時のフライトはYouTubeにもあるくらい有名です…)で現在は、危機管理の専門家として活動されています。
- 守りではなく、攻めの危機管理
- 悲観的に準備して、楽観的に対処する
といった通常では学べないような、
核心をついた危機管理を”OODAループ”を通じて学べます。

それを克服するためにも、
OODAを活用し、臨機応変に素早く対応できる体勢を整備しておく必要があります。”
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マーケティングに応用したい人におすすめ/最強のマーケティングOODA
あなたのマーケティング戦略は変化の時代に対応できますか?
本で紹介されているマーケティング手法の核心はOODAループにあります。

VUCAとは、
- 不安定で変化の早い(Volatility)
- 不確実で予測不可能(Uncertainty)
- いろいろな要素が複雑に絡みあう(Complexity)
- 因果関係があいまい(Ambiguity)
こんな時代にマーケティングで大切なことは、
時間をかけずに意思決定・行動することです。
この本を読むことで、
- 顧客の情報の見方・生かし方が理解できる
- 顧客(利益率など)によって適切な対応ができる
- 顧客への正しいアプローチができる
- 市場の変化に高速で対応できるようになる
といったことを学べます。

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【まとめ】OODAループの原点は日本人だった!?
ここまでOODAループを学べるおすすめの本を紹介してきました。

日本で馴染みのないメソッドですが、
考案者であるボイドは、
日本の戦術からも学び、
このメソッドを完成させていたのです。
それが、
宮本武蔵の不敗の兵法『五輪書』・トヨタの『カイゼン』です。

実は日本では昔からあった戦術だったんだね…

一度本を手にとってみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも”成長する”ために、
参考になる本を紹介しているのでぜひ読んでみてください!